秩父と魚の小骨

「卒園記念旅行」と称して、お手軽に秩父で一泊してきました。お目当ては「長瀞の川下り」と「いちご狩り」。幸い、天気に恵まれ、昼過ぎに出発して2時間もかからず現地に到着。の〜んびりしてきました。宿は、格安の旅館でしたが、これがなかなかの大当たりで、お部屋は荒川沿いの清潔な広々15畳、お食事も標準的ながらとってもおいしかったし、お風呂も温泉ではないけれど気持ちよく、何より宿の人たちが、気さくて親切で、細やかな心遣いにうれしくなりました。私もどどっと疲れが出て8時過ぎには、敷いてもらったお布団でうとうと。そのまま早朝までぐーすか寝てしまいました。川下りは「波の荒いスリリングなコース」を選択したのですが、時折ちょっと、波が出ている程度で、こどもたちはちっとも怖がらず思いっきり乗り出していました。岩手で乗った「猊鼻渓舟下り」の圧倒的な景観には及ばないものの、長瀞の岩畳もなかなかのものでしたよ。今度はカヌーやラフティングにも挑戦してみたいものです。いちご狩りは、こどもたちが喜んでいて、「うま〜」と赤く熟したイチゴを選んで頬張っていました。他に誰もいなくて、文字通り食べ放題でしたが、大人は正直10分で飽きて、埃っぽくもわっとした温室から早く脱出したくなっちゃいました。30分の時間制限がありましたが、正直30分長いです。そんなにイチゴばっかり食べていられません。イチゴ農家で、にわとり、うさぎ、ヤギを飼っていて、赤ちゃんウサギを抱っこさせてもらったり、ヤギにいちごの葉っぱを食べさせたりもしました。いちごの葉っぱ、おいしくなさそうなんだけど、ヤギはワシワシ食べてました。ウサギも食べてました。栄養あるんでしょうか...。さて出発する前の晩、夕食の「さんまの蒲焼き」を食べていたぽえむが突然「のどが痛い」と言い出して、心配したのですが、旅行中は大丈夫でした。ただ、帰ってきてからも「痛い」と言うので、きのう午後近くの耳鼻咽喉科で診てもらったところ、「扁桃腺のあたりに骨がある」と言うのです。そして「麻酔薬を流し込んで取ることはできるが、こんなに小さいと無理」と。「なんとかなりませんか」と聞くと「お母さんが待合室で説得してよ」と先生は言うのですが、いくらなんでも3歳児相手に「説得」は無理でしょう、麻酔薬を飲みこんだら大変、とあきらめて帰ってきました。でもなんだか納得いきません。だって、扁桃腺に骨がぶすりと刺さった状態で、ばくばくごはんを食べたり、いちごを食べたり、3歳児ができるのでしょうか。あるいは、骨が刺さったものの、すでに取れていて、その傷が少し痛むのでは??どうもそんな程度にしか見えないし、それだったらほっておけば治りそうだし。他の耳鼻科に電話で聞いてみると、「骨が奥の方に刺さったままなら大学病院しかありません」と言うのです。とりあえず、今日は雨だしお休みのところが多いので、明日もう一度、他の耳鼻科で実際にどんな状態なのか(きのうの医者はあまり話してくれなかった)詳しく聞いてみて、必要であれば、大学病院に行ってみようと思います。食べ物、飲み物を飲み込むときに、多少痛みを感じるというだけみたいで、それ意外はとっても元気なんですが。
秩父旅行①川下りの舟乗り場行きのマイクロバスの中で